環境省レッドリストが改訂されました

知っている方も多いかと思いますが、レッドリストとは野生生物の絶滅に瀕する度合いをランク分けしたリストのことです。
IUCN(国際自然保護連合)という国際的な自然保護ネットワーク団体が1966年に作成したものが最もはじめで、それをお手本に、各国政府や日本国内では都道府県ごとになどの地域ごとのレッドリストが作成されています。

大本となるIUCNでは毎年1~2回ほどの見直しがなされているのですが、日本の環境省が出しているおおむね5年ごとに見直しがなされています。
そしてこの度、日本のレッドリストは前回2007年から5年が経過し、2012年8月8月末に新しく改訂版が出されました。

今回のレッドリストでは、ニホンカワウソと九州のツキノワグマは「絶滅」と発表されニホンウナギやトノサマガエルなど里山で普通にいた生き物が絶滅危惧種として新たに追加されました。

2年前に、愛知県で行われた生物多様性条約締約国会議(COP10)で、世界193か国が合意し生物多様性を守るために掲げられた目標「愛知ターゲット」のなかにも「2020年までに、既知の絶滅危惧種の絶滅及び減少が防止され、また特に減少している種に対する保全状況の維持や改善が達成される」とあります。

このレッドリストに「絶滅危惧種」として掲載される種が一刻も早く減っていくために、いま私たちの行動が求められています。

・第4次レッドリストの公表について(環境省WEBサイト)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15619
・愛知ターゲット 個別目標12「種の保全」(にじゅうまるプロジェクト)
http://bd20.jp/target/?id=12