【市民参加型調査】花まるマルハナバチ国勢調査がはじまります

野山で咲く花々は、さまざまな色や形で私たちの心を魅了します。
そうした花々はなんらかの方法で花粉を運んでもらい、次の子孫(種子)をつくるための大切な役割をもっています。

色も形もちがう花は、それぞれの花粉を運んでもらうパートナーがいます。
風や鳥に運んでもらったり、渓流沿いに咲くものでは水に花粉を運んでもらうものなど。

そうした数あるパートナーのなかでも花々と多様な関係性を築いているのが、昆虫といわれています。そして、昆虫のなかでももっとも優秀なポリネータ(花粉の運び屋)のひとりが、このマルハナバチです。

マルハナバチは、高い記憶能力と認識能力をもち、多くの花にとって正確に自分の花粉を他の個体に運んでもらえる心強いパートナーとなっています。

しかし、近年マルハナバチ類は、人間による土地利用変化、資源植物の減少、農薬、感染症などの影響で全世界的に減少しているといわれています。
日本においては、外来種であるセイヨウオオマルハナバチが野外で定着することで、在来種に影響が生じていることも報告されています。
外来種の影響のない地域でも、マルハナバチ類は減少傾向にあると指摘されています。

今回、東北大学や山形大学の研究者が中心となって、市民や企業、教育機関など多くの方にマルハナバチ類保全へ関心をもってもらい、日本全国でのマルハナバチ各種の分布を調べ、各種のマルハナバチが生息している範囲を予測しマルハナバチ類の保全に活かしていくことを目的とした市民参加型調査がはじまりました!

その名も「花まるマルハナバチ国勢調査」!

興味をもたれた方は、ぜひ下記のリンクから調査に参加してみてください♪

■ 花まるマルハナバチ国勢調査
http://meme.biology.tohoku.ac.jp/bumblebee/index.html