地域の事例:飯能市でヤマネ初確認!

冬に丸くなって冬眠することからマリネズミの異名をもつヤマネ。
アフリカ大陸やユーラシア大陸のヤマネとは遠く数千年前から異なる進化をとげてきた、日本の固有種です。

埼玉県内では、秩父地方だけに生息しているといわれていましたが、今回NPO法人「天覧山・多峯主山の自然を守る会」の皆さんの調査によって飯能市にも生息していることが明らかになりました。

同会の会員の方から昨年12月に「飼い猫がヤマネをとってきた」という報告があったものの、文献を調べても飯能市での分布はどこにも載っていなかったことから、生息調査が開始されました。

調査では巣箱調査だけではなく、ヤマネ生息の啓発を兼ねたチラシを市報に挟み込み山間部を中心に配布し情報木提供を呼びかけました。すると、60-70年前の情報だけではなく今年に入ってからの情報も数件寄せられたそうです。

巣箱調査については、筑波大学八ケ岳演習林に調査方法の指導も受け、今年4月から調査を開始しました。仕掛けた場所のうち、数ヵ所で、1ヶ月も経たないうちに巣箱の利用が確認されました。

市民調査によって、新しいヤマネの生息情報と知られていなかった人との関わり合いについての情報も発掘されました。これからも、身近にいた希少な住人が大切に育まていくことを願います。

■(産経新聞)珍獣ヤマネ、飯能でも生息確認 NPO法人調査 埼玉:
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130914/stm13091422290001-n1.htm